どのような業務を担当し、どのような場面でやりがいを感じていますか?
ゼロカーボン推進課で、主にゼロカーボン補助金の申請受付から交付までの一連の流れを担当しています。あわせて、ゼロカーボンPRのイベント業務もあり、町内外のイベントに出展して「大熊町」のブースを出し、ゼロカーボンに関する取り組みの紹介や情報発信もしています。
町外のイベントに出展すると、「今まで町のことを知らなかったけど、行ってみたいと思った」という反応をもらうことも多々あり、このイベントに意味があるんだと気づき、やりがいに感じています。

なぜ、大熊町を選んだのですか?応募のきっかけを教えてください。
福島県古殿町の出身で、震災当時は小学2年生だったので、大熊町のことは正直よく知りませんでした。中学卒業と同時に高専へ進学し、フィールドワークで大熊町へ訪れたことが、関心を持つ最初のきっかけでした。その後、卒業研究で中間貯蔵施設内における震災遺構保存の可能性とその利活用について検討していく過程でさらに大熊町への関心が高まりました。
もともと公務員は「絶対ナシ」と思っていて、民間企業への就職しか考えていませんでした。ただ、研究室の先生に強く勧められ、最初はちょっとした反発心もあり、「受けるだけ受けてみるか」と思い、GW明けから1か月ちょっと猛勉強して受験しました。その後町の状況を知るうちに「ここなら面白いことができるかも」と感じて、最終的に大熊町を選びました。

職場の雰囲気や、入庁前後のイメージの変化を教えてください。
入る前は「お役所って暗いし硬い場所」だと思っていました。でも実際の庁舎は明るくて、働いている人も硬すぎる感じはなく、そこがまず意外でした。
大熊町には、「一度ゼロになった町」だからこそ、人を呼び戻すために新しいことをやっていこう、という職員の空気感があり、かつそれを前向きに受け入れる町の雰囲気があると思います。だからこそ「公務員の仕事でそこまでやれるんだ」と思うことが多くて、いい意味で驚きの連続です。実際、若手の目線で提案すると、「じゃあやってみよう」と動き出すこともあって、思ったより提案が通りやすいと感じています。

休日の過ごし方を教えてください。
秋はイベントが多くて、休日出勤で出ることもありました。ただ、予定がない休日は基本的に家の外に出ています。町内や双葉郡ではイベントがいろいろ開かれているので、顔を出してみたり、そこから知り合いが増えたりしました。
移住して起業している若い人や、二拠点生活をしている人も多くて、話していて面白いです。人口規模は大きくないけど、誰か一人と仲良くなると「今度パーティーあるから来なよ」みたいに繋がっていって、気づいたら友達が増えていました。フレンドリーな人が多いのも、この地域の好きなところです。

これから就職を考える方への
メッセージをお願いします
私自身が「公務員になりたくない」と思っていた側なので、そういう人にこそ大熊町役場はいいんじゃないかと思います。行政の1年の流れ(いつ予算があって、いつ議会があって…)などを知っておくと、他でも提案の出し方や動き方に活かせると思います。
それに、大熊町はゼロからのまちづくりを、途中の一部分じゃなくて“通し”で見られる場所です。自分が関わったことが形になって、町が変わっていくのが目に見えるのは、やっぱり面白いです。迷っているなら、「大熊がいいんじゃない?」って思います。

























