土木職

まちをつくり、守るしごと

土木職業務について

土木職は、道路や上下水道、公共施設など、地域の暮らしを支える基盤を整備・維持する役割を担っています。復興が進む地域では、被災したインフラの復旧だけでなく、新たなまちづくりを見据えた整備や改修にも関わります。
業務内容は、工事の計画や設計、現場確認、施工業者との調整や進捗管理など多岐にわたり、デスクワークと現場対応の両方があります。安全性や将来の利用を意識しながら、一つひとつの事業を丁寧に進めていくことが求められます。

  • デスクワークと
    現場対応で創る
    街の未来

  • 暮らしを支える
    基盤を
    整備・維持

  • 復興が進む地域では
    被災した
    インフラの復旧

やりがい紹介

土木職のやりがいは、復興の過程に直接関わり、地域の変化を形として残せる点にあります。完成した道路や施設が人の流れを生み、暮らしや活動の広がりにつながっている様子を目にすると、大きな手応えを感じます。時間をかけて取り組んだ仕事が、地域の未来を支える土台となり、長く使われ続けていくことに、復興地域ならではのやりがいを感じています。

一日のスケジュール

  1. AM8:30

    始業・現場/
    業務予定の確認

    一日の予定とメールの確認。

  2. AM9:00

    町道
    パトロール

    町内を巡回し、道路に支障がないか交通の安全確認をします。支障がある場合は支障のレベルによって自分達で即時対応するか別で業者に指示するかを決めます。帰庁後にパトロール報告書を作成します。

  3. PM12:00

    昼食・休憩

  4. PM13:00

    請負業者との
    工事打合せ

    工事の進捗具合の確認や工事の問題に対する協議等を行います。現場に立ち会い、業務内容や安全面などに問題がないかを確認する事もあります。

  5. PM15:00

    書類作成・
    窓口対応 等

    必要に応じて再度現場を訪れ、状況確認や住民からの問い合わせへの対応を行います。

  6. PM17:00

    業務整理・
    翌日の準備

    現場状況や対応内容を記録し、翌日の予定や工事スケジュールを確認します。

  7. PM17:15

    退庁

PROJECT

新卒土木職員

プロジェクトストーリー

令和5年度入庁

S.S.

復興後初の
公園プロジェクト

〜大熊町ふれあい広場整備事業〜

プロジェクト
概要とスタート

復興が進む町に、新しいシンボルを

「本当にこんな大きなプロジェクト、できるのかな」

入庁3年目の土木職の職員がこの事業を任されたのは、設計段階からでした。大熊町で震災後初めてとなる公園。学校の近くに新しく広がる住宅地で、子どもたちが元気に遊ぶ姿が見られる場所を作る。それは、復興が進む町の新しいシンボルとなる仕事でした。

このふれあい広場整備事業は、2023年から設計がスタートし、企画調整課、教育総務課、健康保険課、復興事業課など複数の部署が関わる大規模プロジェクト。約1年間の設計期間を経て工事が始まり、2026年10月の完成を目指しています。遊具や健康器具、トイレ、小さな築山など、子どもからお年寄りまで、みんなが集える場所を目指して、今、着々と工事が進んでいます。

チームで
乗り越える

複数部署が集まる設計会議、
初めての現場監督

企画調整課が主管の事業ですが、工事の監督員として復興事業課の入庁3年目職員に白羽の矢が立ち、全体の調整を担うことになりました。土木職は設計から施工まで携わるのが基本。月1回、各部署の課長・係長クラスに加え、設計業者からも10名ほどが参加する大規模な打ち合わせ。その日程調整は、想像以上に大変でした。

「最初は自分で日程を調整していましたが、無理がありました。係長から『うちの空いている日を業者の方に伝えた方が絶対楽だから』とアドバイスをもらって、やり方を変えました」

さらに、浄化槽、水道管、電気工事など、初めて扱う分野も。

「電気のことは本当に分からなくて。URさんや設計業者の方に質問しながら進めました」

心強かったのはチームの存在です。建築職のベテラン先輩職員は現場で丁寧に教えてくれ、隣の席の先輩は書類の不備もすぐにチェックしてくれる。上司からは「失敗しても大丈夫だから」と声をかけてもらい、「下向きにならず、前向きに進めていこう」、足を止めることなくプロジェクトを進めました。

住民への
配慮

住民への配慮が求められる現場

この公園が建設されているのは、大熊町では珍しく、たくさんの住民が住んでいる場所。だからこそ、工事を進める上で何より大切にしているのが、住民への配慮です。

「工事のトラックが通るときは、できる限りゆっくり走ってもらうようにお願いしています。カーブを曲がったら時速20キロで、と」

砂埃が飛ばないよう住宅側にはネットを設置。工事が始まる前には、住民がよく使う道路の写真を撮影しておき、万が一トラックで道路を破損してしまった場合に備えています。

「できるだけ近隣の方に迷惑がかからないように」

その想いは、業者の方との打ち合わせでも繰り返し伝えています。公園は、完成したら子どもたちが遊ぶ場所。でも、完成するまでのプロセスも、この町で暮らす人たちの日常の一部だから。

地図に残る
仕事

みんなで作り上げた、町の未来

「入庁したとき、町づくりに関わりたいと思っていました。でも、実際に入ってみると、自分が思っていたよりも全然簡単なことじゃなかった」

土地の問題、予算の使い方、様々な関係者との調整。見えるところ以外にも、たくさんの課題が積み重なっている。それでも、大熊町の復興スピードは速い。

いろんな問題を乗り越えながら、短時間でたくさんのものを形にしていく。URさんと一緒に考えられる体制があること、部署を超えて仲が良く話が通りやすいこと。

「先人の知恵と、整った体制があるからこそ進められていると思います」

駅西地区を見ても、建物は企画調整課、道路やラウンドアバウトは復興事業課、駐車場整備はゼロカーボン推進課と、いろんな部署が同時進行で事業を進めて、一つの町ができあがっていく。

みんなで頑張って作り上げた町。それが目に見える形で残っていくのは、土木職ならではのやりがいです

これからの
大熊町へ

子どもたちが元気に遊ぶ姿を、
この町で

「年々、学校に通う子が増えています。学校が終わった後や休みの日に、子どもたちが元気に遊んでいる姿を見られる場所が、今の大熊町にはないんです」

このふれあい広場が完成したら、そんな光景が当たり前に見られる町になる。それが、描く未来です。遊具は、大熊町立「学び舎ゆめの森」の遊具とは違うものを選び、健康器具も設置してお年寄りも使えるように。この公園は、子どもからお年寄りまで、みんなが集える場所になります。

作ったものが何年、何十年と残り続ける。自分が関わった道路を通るたびに、『この道、自分がやったんだ』と思える。それが土木職のやりがいです

大熊町は日々、変わり続けています。そして、その変化を支えるインフラを、若手のうちから任せてもらえるチャンスがある。この公園のように、大きなプロジェクトに挑戦できる環境がある。

「ゼロから学んだ知識、たくさんの部署との調整、初めての現場監督。技術的にも、社会人としても、本当に勉強になることばかりでした」

今年10月、大熊町に新しい公園が生まれます。それは、一人の若手職員がたくさんの仲間と共に作り上げた、町の未来の形です。

プロジェクト概要

  • 事業名:ふれあい広場整備事業
  • 期間:設計2023年〜、工事2025年〜2026年10月完成予定
  • 関係部署:企画調整課、教育総務課、健康保険課、復興事業課
  • 主な施設:遊具、健康器具、トイレ、築山、駐車場
  • 担当:復興事業課 職員(令和5年度入庁※プロジェクト担当時:入庁3年目・現場監督)

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