どのような業務を担当し、どのような場面でやりがいを感じていますか?

ゼロカーボン推進課の産業振興係として、商工業の振興や町内にある産業団地の維持管理を担当しています。商工業の分野では、プレミアム付き商品券の広報などを通じて、町内の飲食店や事業者の方に活用していただく取り組みを行っています。また、産業団地については、まだ企業が入っていない土地の草刈りなどを行い、景観を保つ業務も担っています。自分たちが関わった商品券を、実際に住民の方が店舗で使っている場面を目にしたときに、「役に立てているのかな」と感じられるのが、この仕事のやりがいです。

なぜ、大熊町を選んだのですか?応募のきっかけを教えてください。

大熊町出身で、震災前まで町で暮らしていました。現在、自宅は帰還困難区域にあり、まだ戻ることはできませんが、以前から「人のためになる仕事がしたい」という思いを持っていました。住民の方と直接関わりながら、地域のために働ける仕事を考えたとき、最も身近で密接に関われるのは役場だと感じました。公務員を志望する中でも、地元である大熊町への思いが一番強く、町の復興に少しでも関われればという気持ちで入庁を決めました。今年で社会人1年目ですが、地元への思いは強く持っています。

職場の雰囲気や、入庁前後のイメージの変化を教えてください。

入庁前は、公務員の職場は上下関係が厳しく、堅苦しいイメージを持っていました。しかし実際に働いてみると、その印象は大きく変わりました。上司との距離が近く、1年目の私にも丁寧に教えてくださり、相談もしやすい雰囲気です。雑談を交えながら仕事を進めることもあり、想像していたよりもずっと柔らかい職場だと感じています。若手の意見にも耳を傾けてもらえる環境で、良い意味で公務員らしくない、働きやすさとやりがいのある職場だと思います。

休日の過ごし方を教えてください。

休日は、町内を散歩しながら、復興が進んでいく様子を見て回ることが多いです。自然の中を歩きながら、「ここがこれからどう変わっていくのか」「次はどんな建物ができるのか」と考える時間が楽しいです。以前はなかったものが少しずつ増えていくのを実感できるのも、大熊町ならではだと思います。また、実家のあるいわき市方面へ出かけてショッピングをすることもあり、仕事とプライベートのバランスを取りながら、リフレッシュしています。

これから就職を考える方への
メッセージをお願いします

大熊町での仕事は、震災を経て「ゼロから新しい街をつくる」経験ができる点が大きな特徴です。前例のないことや初めて取り組むことが多く、戸惑う場面もありますが、その分、他の自治体ではなかなかできない経験ができます。意見も比較的通りやすく、「やってみよう」と挑戦させてもらえる環境があります。失敗を恐れず、新しいことに挑戦したい人には、とても面白い場所だと思います。興味がある方は、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。