どのような業務を担当し、どのような場面でやりがいを感じていますか?

私は現在、業務として「健康増進」を担当し、健診や特定保健指導、健康講話などを行っています。日々の業務は、メールや書類作成などの事務作業と、必要に応じた電話・訪問対応を並行して進める形です。町内だけでなく、避難先のいわき地区を訪問することもあります。
8年目を迎え、最近では「夏目さん」と指名で相談や報告に来てくださる方が増えました。大きな達成感が見えにくい仕事だからこそ、信頼を積み重ねて頼ってもらえるようになったことに、今は一番やりがいを感じています。

なぜ、大熊町を選んだのですか?応募のきっかけを教えてください。

大熊町出身で、高校の頃、人と接する仕事がしたいという思いと、身体のことを学べる仕事なら将来自分にも役立つという考えから、進路相談の中で保健師という仕事を知ったことがきっかけです。正直、最初から仕事内容を詳しく理解していたわけではなく、「こういう仕事があるんだ」というところからのスタートでした。
ただ、保健師として働くなら、どうせ時間やパワーを使うなら、自分が育った町を良くするために使いたいという気持ちは強くて、大熊町で働くことは自然に決めていました。実際には町外出身の職員も多く、出身に関わらず一緒に町を支えている感覚があって、そこは心強いことだと感じています。

職場の雰囲気や、入庁前後のイメージの変化を教えてください。

入庁前は、公務員は「机に向かって事務作業」「定時で帰る」「きっちりしている」というイメージがありました。でも実際は、健診やお祭りなど土日を含めて住民に合わせた動きも多く、想像よりずっと”現場”があります。
それ以上に印象的なのは、職場の人間関係の近さです。部署や年齢、年次の壁をあまり感じず、フランクに相談できます。プライベートの場でも他課の人と接点があるので、仕事で他部署にお願いに行くときも「初めて話す人」になりにくく、連携が取りやすいと感じています。

休日の過ごし方を教えてください。

休日は、職員同士で過ごすことが多いです。買い物に行ったり、冬はスノーボードに連れて行ってもらったり、誘われる活動の幅が結構広いです。宿舎に住んでいる職員同士で「鍋やるけど来る?」のように集まって、飲み会をすることもあります。
特定のメンバーで固まるというより、その日集まれる人が”ごちゃっと”集まる感じがあって、それもこの町らしさかなと思います。オンとオフを共有できる仲間がいることで、リフレッシュにもなりますし、仕事に向かうエネルギーにもなっています。

これから就職を考える方への
メッセージをお願いします

公務員は難しそう、ちゃんと分かっていないと無理そう、と感じる人もいると思います。でも私自身、最初は仕事内容がよく分からないまま、ふわっと入ってきた部分もあります。分からないことがあっても大丈夫だと思います。
大熊町は「先輩が一方的に教える」というより、一緒に悩んで相談しながら進める場面が多いです。保健師の仕事は特に、正解が一つじゃないので迷うことも多いですが、一人で抱え込まずに周りや住民の方と答えを作っていける面白さがあります。気になったら、まずは見に来たり、話を聞きに来たりしてほしいです。